色々知りたい法律事務所

最終更新日:2014/10/1

法律事務所の役職

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世の中、雇う人間と雇われる人間とがいます。設立者は雇う側でその企業に入りたいとする人は当然雇われる側ですね。自由業といわれる弁護士の業界で雇う人間と雇われる人間がいます。事務所を一人で構えている弁護士は別として、弁護士が複数所属している法律事務所の場合だと、通常「ボス弁」と「イソ弁」がいます。そこのページでは、ボス弁とイソ弁とは何かと、一般的な法律事務所の弁護士の立場や役職には何があるのかを、簡単に説明してみます。

ボス弁

複数の弁護士がいる事務所の中では、実は弁護士に上下関係があります。雇う側と雇われる側です。法律事務所の中でも、事務所の経営者として経費を分担して事務所を代表する人を「ボス弁」と一般にいいます。「ボス弁護士」の略です。

弁護士を雇う(ただし契約類型は雇用とは限りません。)弁護士です。パートナーはこの一種であると言えます。

イソ弁

ボス弁に雇われて働いている弁護士を「イソ弁」(勤務弁護士)といいます。なぜイソ弁なのかの語源については諸説あるようですが、居候している弁護士なので「いそべん」というのが本当のところのようです。アソシエイトはこの一種であると言えます。弁護士になるには始めは大抵イソ弁として法律事務所に勤めます。何年か経つと仕事も覚えてお客さんもできてくるので、独立してボス弁になったり、ボス弁のパートナーになって事務所の共同経営者になったりします。

ノキ弁

法律事務所に間借りをして、指導を受けることはありますが、あくまでも別の個人企業として職務を行う弁護士です。したがって、法律事務所における地位や役職というわけではありません。

パートナー

「組合員」という意味です。組合形態の法律事務所で出資者としての地位のある弁護士です。ですので法律事務所の経営についても決定権がありますが、大規模な法律事務所などでは、経営に関する判断が一部の弁護士に委任されて、さらにその中から一部の弁護士に執行が委任されるなどします。 日本だと弁護士法人の社員もこう呼ばれます。

メンバー

「社員」という意味です。組合ではなくてLLC形態などの法律事務所にで、「パートナー」に相当する弁護士です。日本の弁護士法人の社員は、こう呼ぶべきとも考えられますが、一般的には「パートナー」と呼ばれています。

アソシエイト

組合又は法人としての法律事務所に雇われる弁護士です。パートナー(又はメンバー)とは違って出資者ではありません。

客員弁護士、顧問、カウンセル又はなど

出資者ではあいですがアソシエイトとは区別されてそれなりに尊重される立場を与えられた人です。対外的に業務を行わないのが普通です。学者や、司法官(裁判官や検察官)出身者、行政官出身者、引退したパートナーもしくはパートナーに準じる弁護士など、さまざまな人に与えられる地位で、その名称も様々です。

その他の専門職

弁理士・公認会計士・税理士・司法書士など。

スタッフ又は事務員

弁護士やこれに準じる者ではない一般の従業員です。大規模な法律事務所ではパラリーガルとそれ以外(主に秘書)に分化しているのが通常です。

    パラリーガル

弁護士の法律事務を補佐しますが、法曹資格は有ません。

    秘書

対外的・内部的な一般的な事務を処理します。

研修生、スタジエールなど

研修の目的で一時的に滞在する者です。 その身分は、一時的に弁護士になった司法官(裁判官や検察官)や、外国の弁護士、法曹になるために訓練中の者(司法修習生、法学部生、ロー・スクール生(サマー・クラークやエクスターンなど)など)、法曹資格のない公務員など様々です。

最終更新日:2017/9/1